2014/3/26 場所:石巻市立大川小学校
2014/3/29 場所:石巻市立門脇小学校
左:大川小学校 右:門脇小学校
石巻市立大川小学校では震災当時、ハザードマップでの津波・浸水区域とされておらず、避難所として指定されていました。学校の裏手には山もあり安全とされていました。しかしながら、山と堤防に遮られていて津波の動向が把握できない環境だったこと等が避難を遅らせた要因として挙げられ、教職員9割、生徒7割が亡くなられたそうです。
石巻市立門脇小学校では、大川小学校と同条件で裏手に山があります。学校に登校されていた生徒は裏手の山側へ避難がなされ、登校されていない学生約1割が亡くなられたそうです。ですが、津波で流されてきた家財などで小学校に火災が置き全焼しました。グランドを使う学生への配慮とのことで火災の跡は見えないようになっています。
同じような条件でも被災状況が違います。避難の方法や出されている事前の情報が、全て真実とは限らない。そんな時にどう考えるか、どう判断するか。ここで被災があった場合どういう風に対応するか。皆様にも考えてもらいたいです。
石巻でも有名な献花台と「がんばろう石巻」。津波は6m90cm(棒の先端の青色の位置)だったそうです。
本日、「JEN」というボランティア団体の方々が門脇小学校の校庭に花壇を作っていました。