語り部を聞く会

2014/3/22(土)語り部を聞く会  場所:ピースボートセンター石巻(PBV)
 DSC_0311 本日は、石巻市内にあるピースボートセンター石巻で、「語り部を聞く会」という実際に東日本大震災で被災された方々からその当時のお話をお聞きするイベントに参加しました。
 今回は、石巻市に在住していた20歳代後半の女性、現在はピースボートセンター石巻で活動されている方から震災当初の石巻付近の状況や、一人の人としての震災当初から1年後の心情などを語って頂きました。当たり前に使っている電気・水・火など日常で欠かせないものが一切使用できず、苦労したそうです。また、心の潤いを皆に与えようと震災当初から色々と活動していましたが、半年・一年と月日が経つにつれ、生きていることに悩みを抱いていました。当時、その女性の心を救ったのは、日本全国から集まったボランティアの方々や同じ想いを背負っている仲間と共に、皆を勇気づけようと色々な活動したことでした。震災をきっかけに何か活動を行うようになり、「震災のことを風化させたくない」、「これからの震災対策に繋げていきたい」とピースボードセンター石巻で活動されています。
 最後に一番伝えたいこととして「財産よりも命」。命があればなんとでもなるんです。そう力強く言ってくれました。また、震災後に学んだこととして、「人に興味を持つこと」を挙げてくれました。「支援」ではなく「始縁」がこれから必要なんじゃないかな。何かしなければいけないと想うのではなく、まずはそこの人たちと繋がりをもつこと。人に興味を持って、人と人が繋がることで色んな問題が解決できると想う。すごくいい言葉でした。

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